8月12日、工業(yè)情報(bào)化部の苗墟副部長(zhǎng)は、內(nèi)蒙古自治區(qū)・包頭市で開催された『第一回中國(guó)包頭希土産業(yè)発展フォーラム』において、『希土産業(yè)の管理強(qiáng)化と希土工業(yè)の健全発展促進(jìn)』と題した基調(diào)講演を行った。 8月17日、“中國(guó)有色網(wǎng)”は“21世紀(jì)経済報(bào)道”の記事內(nèi)容をインターネットにて、中國(guó)工業(yè)情報(bào)化部1 が『2009~2015年希土工業(yè)発展計(jì)畫改訂(案:以下“REE計(jì)畫改定案”)』を策定中であると報(bào)道した。 REE計(jì)畫改定案は、レアアース(以下“REE”)産業(yè)に関する2009~2015年間の政策実施方針が盛り込まれた計(jì)畫案となっているが、「REE金屬の輸出厳禁」のような記述があり、現(xiàn)行制度と整合しない不明な點(diǎn)が多い。(上記フォーラムにおいてはそのような禁輸措置については觸れられなかった模様) 8月20日、JOGMECは、この情報(bào)に接し、北京事務(wù)所から直ちに國(guó)家発展改革委員會(huì)に確認(rèn)したところ、「REE計(jì)畫改定案は、現(xiàn)在、國(guó)務(wù)院関係部署への意見具申の段階で、制定されたものではない。REE計(jì)畫改定案の原案は、2007年1月16日、國(guó)家発展改革委員會(huì)・希土弁公室が作成して検討委員會(huì)に提出し、承認(rèn)を得ている『2006-2020年希土鉱業(yè)中長(zhǎng)期発展計(jì)畫』と考えられるが、その草案は公表されていない」との狀況を確認(rèn)した。 以下、REE計(jì)畫改定案の內(nèi)容について、2004年來の中國(guó)のREE輸出規(guī)制狀況も併せてまとめた。REE計(jì)畫改定案は、決定事項(xiàng)ではないとされ、詳細(xì)も不明な箇所が多いため、引き続き情報(bào)収集を行う所存である。
1中國(guó)工業(yè)情報(bào)化部: 2008年、第11期全人代の決議に基づき設(shè)立された。2009年3月11日、中國(guó)國(guó)務(wù)院が公布した『國(guó)務(wù)院機(jī)構(gòu)改革方案』によると、情報(bào)通信分野の主管庁である『情報(bào)産業(yè)部」(信息産業(yè)部)』が廃止となり、『工業(yè)情報(bào)化部」(工業(yè)和信息化部:Ministry of Industry and Informatization)』に改組された。國(guó)家発展改革委員會(huì)の工業(yè)部門、中國(guó)國(guó)防科學(xué)技術(shù)工業(yè)委員會(huì)(現(xiàn)・中國(guó)國(guó)家國(guó)防科學(xué)技術(shù)工業(yè)局)の核電力以外の業(yè)務(wù)、情報(bào)産業(yè)部郵政事業(yè)など一部を除く職務(wù)、國(guó)務(wù)院情報(bào)化工作弁公室の職務(wù)を引き継ぐ。下部組織に國(guó)家國(guó)防科學(xué)技術(shù)工業(yè)局、國(guó)家煙草専売局(元は國(guó)家発改委が管理)がある。 | 1. 『包頭希土産業(yè)発展フォーラム』での工業(yè)情報(bào)化部代表による基調(diào)講演 2009年8月12日、內(nèi)蒙古自治區(qū)・包頭市で開催された『第一回中國(guó)包頭希土産業(yè)発展フォーラム』において工業(yè)情報(bào)化部の苗墟副部長(zhǎng)は、『REE産業(yè)の管理強(qiáng)化とREE工業(yè)の健全発展促進(jìn)』と題した基調(diào)講演を行った。 その講演內(nèi)容は、工業(yè)情報(bào)化部ホームページによれば以下のとおりである。
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↑寫真1.工業(yè)情報(bào)化部・苗墟副部長(zhǎng)による基調(diào)講演 (工業(yè)情報(bào)化部HP) |
→寫真2.同フォーラムの會(huì)場(chǎng)となった包頭レアアース國(guó)際大酒店 | 1-1.中國(guó)REE産業(yè)が抱える四つの問題點(diǎn) [1] 開発・採(cǎi)鉱の方式が粗放であり、資源の浪費(fèi)がはなはだしい。 [2] 一部の企業(yè)で環(huán)境保護(hù)意識(shí)が軽薄であり、環(huán)境汚染問題が発生している。 [3] 応用技術(shù)開発が停滯しており、自主的な技術(shù)開発努力が不足している。 [4] 輸出管理が不十分であり、市場(chǎng)秩序が混亂している。
1-2.工業(yè)情報(bào)化部による施策 [1] 『2009~2015年希土工業(yè)発展特別計(jì)畫(※注:REE計(jì)畫改定案のことと思われる)』案と『希土工業(yè)発展産業(yè)発展政策』案を作成し、部?jī)?nèi)関係部署、地方主管部門及び主要企業(yè)の意見を聴取し、現(xiàn)在、國(guó)務(wù)院関連部署へ具申中である。 [2] 國(guó)家発展改革委員會(huì)、國(guó)土資源部、商務(wù)部などとの連攜を強(qiáng)化し、共同して REE産業(yè)の管理強(qiáng)化を推進(jìn)する。 [3] 産業(yè)管理を強(qiáng)化するため“中國(guó)希土産業(yè)協(xié)會(huì)”を設(shè)置する。
1-3.今後のREE政策の方向性及び業(yè)界への協(xié)力要請(qǐng) [1] 『2009~2015年希土工業(yè)発展特別計(jì)畫(※注:同上)』と『REE工業(yè)発展産業(yè)発展政策』の施行により、希土産業(yè)の健全な発展を目指す。 [2] REEを含めた関連レアメタルに係る部門が十分に協(xié)調(diào)し、産業(yè)間の問題解決を図る。 [3] REE鉱産品及び製錬・分離製品について、指令性生産計(jì)畫に係る制度研究を行う。 [4] 市場(chǎng)に対応する資源・資産・技術(shù)などを適切に配置し、企業(yè)の自立性や対外競(jìng)爭(zhēng)力を強(qiáng)化する。REE製品の標(biāo)準(zhǔn)作成推進(jìn)や、“中國(guó)希土産業(yè)協(xié)會(huì)”の設(shè)立等により管理監(jiān)督を強(qiáng)化する。 [5] 國(guó)土資源部が所有する國(guó)有鉱區(qū)・鉱業(yè)権を、実力と社會(huì)的責(zé)任を備えた大手企業(yè)集団に移転し、計(jì)畫的な開発・採(cǎi)掘を?qū)g行し資源保護(hù)力を強(qiáng)化する。 [6] 商務(wù)部との協(xié)力により、輸出管理制度を完備させ、資源の(海外)流出を防止する。 [7] REEの開発応用技術(shù)や基礎(chǔ)研究を推進(jìn)し、中國(guó)固有の知的財(cái)産により國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)力を向上させる。
2. REE計(jì)畫改定案 8月17日、“中國(guó)有色網(wǎng)”が“21世紀(jì)経済報(bào)道”の記事內(nèi)容を引用してインターネット上で配信したところによれば、工業(yè)情報(bào)化部が検討中とされているREE計(jì)畫改定案(2009~2015年希土工業(yè)発展計(jì)畫) は次のように要約できる。 2-1.開発・採(cǎi)掘の管理強(qiáng)化(案) [1]REE資源を南・北・西の3資源區(qū)に分類し、生産を集約(※)する。 [2]厳格な生産計(jì)畫の下、2009~2015年間の年産量を次とする: ・精鉱量:13~15萬t ・分離・製錬量:12~15萬t [3]管理監(jiān)督を確実に行うため、専門家審査制度を定める。
<※資源の3區(qū)分と生産の集約> 全國(guó)で1000以上の鉱床や鉱産地が存在するREE資源の管理を容易化するために、次のとおり資源の分布を3大資源區(qū)に分類し集約管理する。 ・北部REE資源區(qū):內(nèi)蒙古自治區(qū)、山東省〔軽希土鉱に重點(diǎn)〕 ・西部 〃 :四川省〔軽希土鉱に重點(diǎn)〕 ・南部 〃 。航・広東・福建・湖南・広西各省・區(qū)〔中重希土鉱に重點(diǎn)〕
※補(bǔ)足:月刊誌“希土信息(2009年1月號(hào))”の記述內(nèi)容と照合すると、それらの生産は次の大手企業(yè)に集約されていくものと見られる: ・北部REE資源區(qū):包頭鉄鋼集団公司2 ・西部 〃。航饔猩瘒庀M灵_発公司(江西銅業(yè)集団公司の傘下) 3 ・南部 〃 :五鉱希土贛州(ゼンシュウ)股份有限公司(五鉱集団公司の傘下) 4
2-2.輸出規(guī)制強(qiáng)化と中國(guó)國(guó)內(nèi)のREE応用分野の発展奨勵(lì)計(jì)畫(案) [1]2009~2015年間の毎年の輸出規(guī)制総量:3.5萬t/年(2008年実績(jī)3.46萬t ) [2]REE金屬(※)は輸出厳禁〔※Dy(ジスプロシウム), Tb (テルビウム), Tm (ツリウム), Lu (ルテチウム)・Y(イットリウム)など〕 [3]REEの応用分野の発展を奨勵(lì)し、2015年までにREE応用材料の生産量を13.8萬tまで増加させる。 [4]その目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)し、更に応用技術(shù)水準(zhǔn)を向上させるため、REE加工企業(yè)に対して毎年、売上高の最低1%を技術(shù)開発に支出させる。 [5]次を目標(biāo)とする: ・REE加工応用分野の特許取得件數(shù)を50%増加させる。 ・発光材料、水素貯蔵合金材及び、永久磁石材の生産量を全世界の70%を占めることとする。
2-3.産業(yè)再編計(jì)畫(案) 中國(guó)のREE産業(yè)の集中度を高め、企業(yè)(を集約し)大型化を支援することにより産業(yè)水準(zhǔn)を高めるため次を行う。 [1] 參入のハードルを高めるため、2009~2015年間は、新たなREE採(cǎi)鉱権の承認(rèn)は行わない。 [2] 製錬・分離企業(yè)の新規(guī)設(shè)立について、従來は省単位で審査されていたものを工業(yè)情報(bào)化部での審査認(rèn)可に移行する。 [3] 同時(shí)に、投資額1億元以上のREE加工・応用プロジェクトについては工業(yè)情報(bào)化部による審査・認(rèn)可のため報(bào)告を義務(wù)付ける。 [4] 現(xiàn)存のREE企業(yè)については、技術(shù)・設(shè)備水準(zhǔn)の向上、環(huán)境保護(hù)狀況と管理水準(zhǔn)の向上など三方面から淘汰を?qū)g施する。 [5] 今後、具體的な淘汰目標(biāo)の詳細(xì)を定めるが、先ずは100企業(yè)を20企業(yè)とする。 ・規(guī)模の判斷基準(zhǔn):軽希土の場(chǎng)合、年産REO (REE酸化物)の下限値は8,000t ・環(huán)境基準(zhǔn)を遵守しない企業(yè):強(qiáng)制的な淘汰を?qū)g施。
2 世界最大のREE鉱床と言われるバイヤンオボ(埋蔵量は中國(guó)の87.1%、世界の62%)を有する。 3 2009年5月、工業(yè)情報(bào)化部は、広西有色集団希土開発公司に対し、希土鉱産品600t及び希土分離製品500tの2009年生産計(jì)畫指標(biāo)を通達(dá)した(No.09-29 7月29日付ニュースフラッシュ)。 4 2009年5月22日、広西有色金屬集団公司は、賀州金源希土機(jī)能材料有限公司と協(xié)定書を締結(jié)。広西有色金屬集団金源希土股份有限公司が共同で設(shè)立され、広西有色金屬集団公司は55%の権益を所有した(No.09-22 6月10日付ニュースフラッシュ)。
3. REE計(jì)畫改定案に対する反応 報(bào)道されたREE計(jì)畫改定案については、中國(guó)國(guó)內(nèi)でも注目されている。 8月13日、株式市場(chǎng)では包頭鉄鋼集団公司の株式がストップ高となった。これは、8月12日に行われた前述の苗墟工業(yè)情報(bào)化部副部長(zhǎng)による基調(diào)講演を受け、包頭鉄鋼集団公司が今後大きな利益を得るだろうとの思惑によると見られる。 8月18日付けの“金融投資報(bào)(現(xiàn)地紙)”は、“聨合証券”の非鉄金屬産業(yè)アナリストによる『REE企業(yè)に対する産業(yè)新政策は両刃の剣』と題して、企業(yè)活動(dòng)における懸念に関し、次のようにやや懐疑的な見解を掲載した。 ● REE計(jì)畫改定案の基本精神は『秩序ある開発・採(cǎi)掘』、『厳重な輸出管理』、『企業(yè)再編』であり、これにより投資機(jī)會(huì)も獲得できる。しかし、その一方で上場(chǎng)企業(yè)の業(yè)績(jī)向上に制約を生じさせる可能性も含んでいる。 ● 企業(yè)・生産規(guī)模を制限することは、今後、企業(yè)にとって、生産の量と額を共に飛躍させることを困難とする可能性がある。 ● REEが國(guó)防軍事分野においても重要視されていることをも考えると、國(guó)家による計(jì)畫遂行に際し、この観點(diǎn)からREE資源の供給と価格をコントロールする可能性もある。
一方、8月24日付けの“毎日経済新聞(現(xiàn)地紙)”は、華泰証券の研究員による次のような歓迎のコメントを掲載した: 「政策が良好に実施されれば、REE産業(yè)にとって大変素晴らしいことである。 中國(guó)はREE資源大國(guó)ではあったが、過去に価格決定権を持つことはなかった!
4. REE計(jì)畫改定案検討の背景―中國(guó)のREE需要の増大と內(nèi)需優(yōu)先政策 4-1.中國(guó)のREE消費(fèi)量 中國(guó)のREO(REE酸化物)消費(fèi)量の伸びを參考まで単純に日米両國(guó)と比較して図1に示す。中國(guó)の2008年消費(fèi)量72,550tは、1990年比で10倍となっており、日本の3.9倍を凌駕している。
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図1.中國(guó)のREO消費(fèi)量の増大の推移(日本、米國(guó)との比較) |
(出典:レアメタルニュース、MCS(USGS)) | 4-2.中國(guó)のREE消費(fèi)量と輸出量 中國(guó)のREO消費(fèi)量と輸出量を図2に示す。これにより、消費(fèi)量の2006年以降の急増と2005年以降の輸出量の減少傾向が明らかである。
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図2.中國(guó)のREO消費(fèi)量と輸出量 |
〔出典:(太田,2007)にレアメタルニュース等によりデータ追加〕 | 4-3.內(nèi)需優(yōu)先政策 (1)EL(輸出許可枠)の設(shè)定 2004年、中國(guó)政府はEL(輸出許可枠)をREEに適用した。これにより中國(guó)國(guó)內(nèi)のREE生産企業(yè)は自由に輸出することは出來ず、國(guó)の認(rèn)可枠內(nèi)に制限されることとなった。2008、2009両年のEL枠狀況を表1に示す。
表1.REEのEL枠〔2008、09年〕 |
。▍g位:t) |
| また、REEの輸出枠の2005年以降の推移を他の鉱種と比較して図3に示す。 これにより、REEの輸出規(guī)制が他鉱種と比較して特に厳格化されていることが判る。
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図3.EL量の推移〔2005年を1とした他鉱種との比較〕 |
(出典:レアメタルニュース) | (2)輸出増値稅還付制度の撤廃 輸出増値稅還付率(鉱種に応じて13~17%)は、2004年以降に縮小され、2005年5月1日付けで撤廃された(太田,2007)。
(3)輸出稅の課稅 2006年以降、REEへの輸出稅課稅が開始された。課稅の推移を表2に示す。
表2.REE輸出稅率の推移 |
(単位:%) |
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(出典:レアメタルニュース) |
5. まとめ 5-1.同年8月12日、內(nèi)蒙古自治區(qū)・包頭市で開催された『第一回中國(guó)包頭希土産業(yè)発展フォーラム』において工業(yè)情報(bào)化部代表は、『希土産業(yè)の管理強(qiáng)化と希土工業(yè)の健全発展促進(jìn)』と題した基調(diào)講演を行った。
5-2.2009年8月17日、中國(guó)國(guó)內(nèi)において中國(guó)工業(yè)情報(bào)化部が検討中『REE計(jì)畫改定案(2009~2015年希土工業(yè)発展計(jì)畫)』の內(nèi)容が報(bào)道された。この中にはREE金屬の厳禁の記載5があるが、上記フォーラムにおける工業(yè)情報(bào)化部代表による基調(diào)講演においては本件には一切觸れられていない。
5-3.上記の內(nèi)容について次の事項(xiàng)が不明である。 (1)2009~2015年の年間輸出規(guī)制総量は3.5萬t(2008年実績(jī)並)と記載されているが、これがEL割當(dāng)量の上限となるのか。 (2)地方政府によってはREEプロジェクトへの外資誘致の動(dòng)きが見られる。REE計(jì)畫改定案には外資による投資について觸れられていないが、外資參入の可能性はどのような分野、形態(tài)で有り得るのか。
5-4.2004年來、REE輸出規(guī)制が強(qiáng)化される傾向にある。
5-5.國(guó)土資源部は、8月23日、以下を発表した。これらは生産を制限するものと理解されるが、REE計(jì)畫改定案に盛込まれた12~15萬tとした生産計(jì)畫より小さな數(shù)値となっている。 (1)REE(及びW、Sb)の調(diào)査許可証、採(cǎi)掘許可証の発給を2010年6月20日まで停止する。 (2)2009年のREE採(cǎi)掘コントロール指標(biāo)を次とする。 ・REO:82,320t(內(nèi)、軽希土類:72,300t、重希土類:10,020t)
5-6.生産制限や輸出規(guī)制は、以上を総合すると次のような狀況に対処したものと理解される。 (1)不法採(cǎi)掘・亂掘による資源の浪費(fèi)の抑制と資源の溫存 (2)環(huán)境保護(hù)・地域住民の健康確保、環(huán)境規(guī)制の強(qiáng)化 (3)適正価格の統(tǒng)制・発言力強(qiáng)化 (4)中國(guó)國(guó)內(nèi)における鉱物資源の付加価値増加と下流産業(yè)発展の促進(jìn) (5)その他
5-7.近年、鉱業(yè)関連のセミナー・會(huì)議等において中國(guó)側(cè)から“win-win”の関係構(gòu)築の提言をよく耳にする。Nd-Fe-B磁石の発明は日本においてなされたが、中國(guó)がREE資源を囲い込むのではなく、日本の技術(shù)力との融合を図ることが重要であり、互恵互助の関係において東アジアのハイテク工業(yè)國(guó)として共に発展するよう、中國(guó)側(cè)との対話の継続と協(xié)調(diào)が重要と考えられる。
5 後述のとおり、『2009~2015レアアース工業(yè)発展計(jì)畫改訂(案)』に”レアアース金屬は輸出厳禁”の記載は無いことが確認(rèn)されている。 【平成21年9月3日付補(bǔ)足】 ”21世紀(jì)経済報(bào)道”の中に記載された”レアアース金屬は輸出厳禁”に関し『2009~2015レアアース工業(yè)発展計(jì)畫改訂(案)』に記載されていないことが8月26日、政府間の公式ベースで確認(rèn)されている。また、中國(guó)五鉱化工進(jìn)出口商會(huì)とMETAL-PAGESが北京で共催した “Minor Metals & Rare Earths 2009”において9月3日、中國(guó)工業(yè)情報(bào)化部・原材料工業(yè)司・王副巡視員は『中國(guó)レアメタル・レアアース産業(yè)政策の現(xiàn)狀と今後の展望』と題した講演の中で上記報(bào)道は事実ではないと明言した。
【參考文獻(xiàn)】 ・『レアアース資源と産業(yè)』太田,(社)日本メタル経済研究所,2007年3月 ・『レアメタルニュース』No.2339ほか,アルム出版, 2008年2月8日 ・『日中経済協(xié)力會(huì)議―內(nèi)蒙古“省エネ・環(huán)境分科會(huì)”及び“投資貿(mào)易分科會(huì)”報(bào)告』 JOGMECカレントトピックス,土居・渡邉・上木,H21.8.20 ・『激動(dòng)の中國(guó)レアアース-新たな夜明け-』JOGMEC金屬資源レポート7月號(hào),Vol.39,No.2(海外レポート),土屋,2009.5.5 ・『2008年中國(guó)希土十大ニュース』JOGMEC內(nèi)部資料,土屋,H21.4.1 ・『2007年 〃 』JOGMECカレントトピックス,土屋,H20.3.6
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