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ダーツの科學(16)
作者:日刊    本源:日刊    更新時間:2010-9-20 17:45:22

ダーツの科學(16)


なにやら、

「ダブルを躊躇なく打てる心理が上達への道」

などと、大見栄を切っているが、イングランドのプロの練習メニューには、「ラウンド・ザ・クロック・オン・ダブル(RTC/D)」が必ず入っているらしい。厳格にダブルアウトの501で勝負するのだから、當たり前といえば當たり前だろう。トリプルはクリケットナンバーのみの練習になるようだ。

ギネスブックには、RTC/Dの最短達成時間の記録があり、3分30秒ということである。10ラウンドでクリアしたとしても、210秒ということだから、1ラウンドあたり20秒である。10秒で投げて、10秒で2.37mを往復しなければならない。

ネタという噂もあるが、かのフィル・テーラー氏に至っては、RTC/D を連続20回のベッドでミスなくクリアできるらしい。いずれにしても、ダブルの重要性を再認識させられる話である。

そこで、Bフライト以下の練習メニューとしてアレンジしてみた。その名も「キャッチ・ザ・ダブル・ラウンド(CDR)」である。キャッチ(ダーツ用語では「うっかり」)が入っているから、あまり期待できないかもしれないが、余計な力を抜いて、お付き合い願いたい。

基本的には、過去記事の「シングル・ラウンド(SR)」であるが、外側のシングルを狙いつつも、ダブルをキャッチするまで次に進めないというだけである。ブルに入る人のほうが以外に手こずるかもしれない。ここで、トリプルのキャッチが多い人は、ユーミングをやや外側に変えることになるだろう。

初心者はカラーに入ってもめげないことである。逆に初心者はトリプル寄りにユーミングしても良いだろう。試しに一回りしてみたが、筆者の腕では26分掛かった。50ラウンド近く投げただろうか。時間を気にして速いテンポになったことは厳しく反省したい。しかし、短時間で20Tに4回入ったのが複雑な心境である。

余談:丸いブル大の不織布を、リムーバブルの糊で狙うシングルに貼ると気分が良いかもしれない!袱嗓长扦猊芝搿工让扭堡瑜。用途は色々ありそうだ。(生き物には貼らないでください)

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文章錄入:Tong    責任編輯:Tong 
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